そもそも、なぜ筋肉痛になるのでしょう。
筋トレをすると、筋肉が損傷します。しかし、人間の体には傷を治そうとする力があるので、損傷を受けた筋肉の繊維を一度分解し、今までと同じ負荷では損傷を受けないよう、強い筋繊維を再生していきます。この分解の過程で痛みが起こるのだそうです。
【実際筋肉痛になってしまったら】
筋トレの直後は、筋肉に負荷をかけたわけですから、筋繊維が傷ついた状態になっています。
その状態でまだ筋トレを続けるということは、筋繊維の回復を止め、筋肉が大きくなろうとするのを止めてしまっている、ということになります。
これだと、効率的に筋トレの効果を得ることは難しくなってしまいます。
なので、筋肉を休める時間を作らなくてはなりません。
では、筋肉が回復するタイミングはいつなのでしょうか?
それは個人差はあれ、おおよそ2〜3日なのだそうです。
ですから強力なトレーニングをした後は、2日くらいはおいてまた筋トレを再開する。
このくらいのサイクルを繰り返すのがいいのですね。
(なお、これは強力な筋肉肥大を目指したり、追い込むトレーニングを行った場合の理論です。軽い負荷をかけてのトレーニングや、有酸素運動は含まれません)
つまり重い筋トレなら休む期間を設ける、軽い筋トレであれば毎日行っても大丈夫、ということですね。
☆ポイント☆
筋肉の回復のタイミングを過ぎても筋トレを再開しないと、せっかく強く大きくなった筋肉が、また前回の筋トレ前の状態に戻ってしまいます。ですから、一週間に行う筋トレのサイクルを決めたら、それをしっかり継続することが大事なのです。
次回は、筋トレを楽しく続けるコツについて考えていきたいと思います。
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